NHK 大河ドラマ 直虎

  • 2017.03.03 Friday
  • 20:02

 

   大河ドラマ真田丸を楽しく見終わってちょっと気が抜けた。今風に言うと真田丸ロスって所だろう。なので次の「女城主直虎」の番宣を見てもあまりそそられないでいた。そしたら家内が「録画しておいた大河ドラマ見る?」と誘ってきた。こういうときはかみさんの言葉に従っておいた方が無難だ。と素直に応じた。

  

   第二回目は直虎幼少期の頃の話で、井伊家を継ぐために分家の嫡男・亀之丞と夫婦縁組みをするのだが、亀之丞は身体が弱く自分に自信が持てず、幼なじみの鶴丸と比べ「自分は出来そこないだ」と卑下するシーンがあった。それをなだめて励ますおとわ(直虎の幼名)の言葉が私の心を捕まえた。

 

亀:どうせ長くは生きられぬような身体じゃ、ほっといてくれ!
お:亀に何かあれば井伊はどうなるのじゃ。井伊の家督を継ぐのは亀しかおらぬじゃろ。
亀:それも俺でないほうが良いではないか。そうじゃろ。鶴のように頭がよいわけでもなく、おとわのように身体が動くわけでもなく、俺など、ただ伊井の血を引いてるだけの、ただの出来そこないではないか。
ピシャ(おとわが亀之上を平手打ち)
お:われの夫は出来そこないではない。誰よりも笛がうまく人を引きつける笑顔を持ち、なれど本当は人一倍負けん気で、辛いときも決して辛いと言わん。良い男じゃ。もしこのまま身体が強うならなければ、われが亀の手足となる。亀の代わりにわれが馬に乗り村々を回る。いざとなれば太刀を帯(は)き、いくさにも行ってやる。じゃからそんなことを言うな。言うなー

 

   人は、「宿命」や「運命」と呼ばれる自分では動かしがたいものを背負って生まれてくる。それを受け入れどう対応して生きるかによって、その人生の真価が決まる。おとわは、自己卑下する亀之丞にたいし、「あんたが自分を出来そこないと言うなら、その妻になる私はどうなるの?あんたの心の優しさと強さは一級品よ、足らないところは私が代わってあげる。だから私の人生にケチつけないでよね!」と一喝した名シーンだった。

 

   結婚は、他人同士が一緒になるのだから努力なしにうまくいくことなどない。その努力が人を作り大人にする。ある意味博打のような結婚を成功に導くには、なんとしても自分が幸せになる覚悟が必要だ。亭主が妻を幸せにしないでいられなくするには愛情と、尊敬と、奉仕と脅しの四の字固めしかない。とにかく腹を決めて賢くやることだ。

 

   昨今亭主に不満があれば我慢などせず離婚すべきだと言う論調が大手を振っている。しかし、ダメ亭主をおだてて木に登らせるのが妻としての甲斐性だ。自分の結婚が成功だったかどうかはひとえに自分の腕に係っている。

 

   これって逆もまた真なりで亭主にも言えることだからね。

 

   我が家はどうかって?。。。。。ご存じの通りです。